前回の記事では、私が店長として率先して掃除をしていた理由について書きました。
今回は、店長時代に私が何よりも大切にしていた『お店の空気づくり』について書いてみたいと思います。
店長が変わると、お店の雰囲気も変わる
私が店長になってしばらく経った頃、お客様からこんな言葉をいただいたことがあります。
「前よりお店が明るくなったね。」
「スタッフのみんなが生き生きしているね。」
とても嬉しかったのを今でも覚えています。
もちろん私一人の力ではありません。
スタッフみんなが頑張ってくれた結果です。
ただ、その時に改めて感じたのは、店長の雰囲気はお店全体に大きく影響するということでした。
お客様の前では怒らない
以前の店長はお客様の前でスタッフを叱ることがあったそうです。
もちろん指導することは店長の仕事です。
しかし私は、お客様の前で怒ることだけはしないと決めていました。
もし指導が必要なら、お客様から見えない場所で話をする。
その方がスタッフのためでもあり、お客様のためでもあると考えていたからです。
お客様は料理だけでなく、お店の雰囲気も楽しみに来ています。
だからこそ、店内の空気を大切にしたいと思っていました。
萎縮すると人は力を発揮できない
私は、人は萎縮すると本来の力を発揮しにくくなると思っています。
もちろん間違ったことをした時には伝えます。
ただ、伝えるだけでは終わりません。
その後の様子を気にかけたり、
「次は大丈夫だよ」と声をかけたり、できるだけ前向きな言葉でフォローするようにしていました。
失敗を責め続けるより、次にどうすれば良くなるかを一緒に考える方が成長につながると思っていたからです。
良いところは積極的に褒める
スタッフの良いところを見つけた時は、できるだけ言葉にして伝えていました。
「今の接客良かったね。」
「その気遣いはすごくいいと思う。」
そんな一言でも、人は自信を持てます。
また、スタッフから新しい提案があった時も、最初から否定することはほとんどありませんでした。
「一回やってみよう。」
そう伝えることが多かったです、。
失敗することもあります。
でも、挑戦する気持ちを失ってしまう方が、お店にとっては大きな損失だと思っていました。
ポジティブはお店全体に伝わる
私は、ポジティブとは無理に明るく振る舞うことではないと思っています。
- 相手を認めること
- 挑戦を応援すること
- 失敗しても次につなげること
そうした積み重ねがお店全体の空気を作っていくのだと思います。
店長が変われば、お店の空気も変わる。
店長時代の私は、それを強く実感していました。
まとめ
私が店長として一番大切にしていたのは、お店の空気づくりでした。
お客様が気持ち良く過ごせること。
スタッフが安心して働けること。
その二つがそろって初めて、「また来たい」と思っていただけるお店になるのだと思っています。
次回は私がスタッフ教育で大切にしていた「まずは一度やってみる」という考え方について書いてみたいと思います。

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